だいきちメモリアル

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日本人の性質とプログラマー文化

異文化理解力という本を読んだ。

異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

グローバルな人を相手にして働くビジネスパーソンが各国の文化的背景等から生まれるコミュニケーションの差異を明らかにし、どのように対処していくかという内容の本だ。

なお、「日本人の性質とプログラマー文化」と題しているがこのエントリはただの読書感想文であり、壮大な考察が述べられるものではない。


さて、ITエンジニアとして仕事をしていると他の職種と比べてITエンジニア特有の文化のようなものが形成されていおり、また、この文化が日本人の性質とされているものから外れている節があるように感じる。

例えば、無駄なミーティングを好まないだとか、情報をオープンにするだとか、ひどいコードを目の前にしたときに「なんだ、このクソコードは!」など堂々と暴言を吐く、などなど…

これらは仕事を効率よく進めることい対して非常に有用だが日本人の性質と照らし合わせると、ズレが生じておりITエンジニアの精神的な観点をすり減らしてしまうという問題はなかろうか?
特に、ITエンジニアはプログラムのソースコードを指して暴言を吐きがちだが、このオープンなフィードバックは明らかにITエンジニア諸氏の精神をすり減らしている場面をよくよく目にする。

これは一例に過ぎないが、私達はもう少し、ITエンジニアとしてではなく、日本人という文化に所属する人間を相手にして仕事をしているということに意識を向けたほうが良いのかもしれないと考えさせられた。


実はITエンジニアに留まらずIT企業というのが特殊な文化を構築しており、このあたりがまた従業員のモチベーションに関するミスマッチを起こしているというケースも目にすることがある。

エンジニアリングにせよ、IT企業にせよまだまだ若い産業であるので、これまでの文化とは異なる形態をとるのはおかしな話ではないが、その文化の所属する前に私達の考え方は自分の国の文化的背景がベースとして存在している。

これらを上手く迎合できるような振る舞いというのを考えていければと思った。